これは高校の卒業式から専門学校に入るまでのかなりの短期間で作られた作品。 全7曲中6曲がインストという自分にとってはかなり希な作品である。 単純に高校を卒業してしまい聴かせる相手が一気にいなくなったという状況変化の中で、 これからどうしようという迷いながら作った記憶がある。(ほんとにどうでもいい話なのだが) でもって聴かせる相手がいないので徹底的に自分がその時・その瞬間に聴きたい音を足りない技術で作っているので、 今聴いてみるとかなり退屈な曲の連続である。 でも、このアルバムで唯一の歌ものの「5歳」という曲を作ってみて、 結局は歌ものを作るのが大変だけど一番自分にとっては面白いんだということに気付くこととなるので、 ある意味では分岐点となる貴重な作品なのかも知れない。 |